IH200V対応について

柳宗理製品では、ステンレスケトル、ステンレス・アルミ3層鋼片手鍋、両手鍋、南部鉄器シリーズ、鉄フライパンシリーズ ファイバーライン加工、アルミフライパン セラミックコーティングが200Vの電磁調理器に対応しています。
特にステンレス・アルミ3層綱シリーズと南部鉄器シリーズ、鉄フライパンシリーズ ファイバーライン加工はクッキングヒータ用調理器具のSGマークを取得しておりますので、より効率よく、安全に使用することができます。

電磁調理器(IHクッキングヒーター)の発熱のしくみ

IHとはInduction Heatingの略で、電磁波を使って鍋底を熱くする方法です

  1. 電磁調理器の発生した『電磁波』で、電磁調理器の上に置かれた鍋底に『うず電流』を発生させます。
  2. 発生したうず電流が鍋底そのものを発熱させます。

SGマークとは

SGマークはSafety Goods(安全な製品)の略号で、消費生活用製品安全法に基づいて設立された財団法人製品安全協会が交付するマークです。

 

構造・材質・使い方などからみて、生命または身体に対して危害をあたえるおそれのある製品(オートバイ用ヘルメットからベビーカー、圧力鍋等まで様々です)について、協会が安全な製品として必要なことを定めた基準を作成し、その基準に基づいた厳しい審査を行います。その基準に適合した製品にのみSGマークが表示され 販売されます。
このマークが表示された製品に万が一欠陥があり、その欠陥によりけがなどの人身事故が起きた場合には、製品安全協会等からの賠償措置が実施されます。
これがSGマーク制度の特徴で、製品の安全性の確保から、万が一の人身事故に対する賠償まで、安心して使っていただくための目じるしとなっています。

 

 

*SGマークを取得していても、それは一定の基準の強度を満たしているだけであり、お鍋が絶対に破損しないわけではありません。お鍋によっては、「空焚き」されると鍋底が変形し、再度使用が出来なくなる場合がありますので、「空焚き」は絶対にしないでください。

電磁調理器以外の電気調理器について

「IH調理器=電磁調理器」とは別に、下記のように昔から「電気調理器」と呼ばれる熱源も存在します。東京都などの高層マンションではガスの使用が禁じられている為、これらの「電気調理器」が採用されているところも増えてきました。これらは基本的にはガスと同じですので、電磁調理器のように「材料により一部の鍋が使えない」と言うことはありません。

シーズヒーター
ニクロム線を絶縁材で包み、更にニッケル鋼パイプで保護し、渦巻き状にしたもの

エンクロヒーター
鋳鉄製円板状プレートにヒーターを埋め込んだもの

ハロゲンヒーター
トッププレートの下にハロゲンランプを装着したもの

ラジエントヒーター
トッププレートの下にニクロム線コンロを装着したもの