柳宗理プロフィール

1940年

東京美術学校(芸大)洋画科卒

1952年

毎日新聞社主催の第一回工業デザインコンクールの(現毎日デザイン賞)に応募、第一席の入選

1954年

金沢美術工芸大学工業デザイン科主任教授に就任

1956年

アスペン国際デザイン会議出席

1957年

第11回ミラノトリエンナーレ展に招待出品ゴールドメダル受賞

1960年

世界デザイン会議実行委員

1961年

西独カッセル市デザイン専門学校工業デザイン科主任教授として1年間招かれる

1966年

バタフライスツールとプラスチック・スタッキングスツールがニューヨークのモダンアートミュゼアム、アムステルダムのステドリックミュゼアムのパーマネントコレクションに選ばれる

1968年

フランスのルーブル美術館のパーマネントコレクションにも選ばれる

1973年

トロント(カナダ)国際クラフト展審査委員

1977年

日本民芸館館長就任

1980年

イタリア、ミラノ近代美術館にて、ミラノ市主催による「柳宗理展」を開催

1981年

紫綬褒章
フィンランド・デザイナー協会の名誉会員に推される

1983年

イタリア文化会館(東京)にて「柳宗理展」を開催
ボンベイ(インド)の工科大学・工業デザイン教授として招かれる

1986年

世界クラフト会議で講演

1998年

池袋セゾン美術館で「柳宗理デザイン展」を開催

2002年

文化功労者に顕彰される

2008年

ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(Hon RDI)の称号授与

2011年

12月25日逝去(96歳)、正四位・旭日重光章 受章

主な作品

木製・スチール製・プラスチック製等の家具 、自動車、計器、ミシン、照明器具、ナイフ・フォーク・スプーン等のテーブルウェア、コップ水差し等のガラス製品、陶磁器食器、東京オリンピックトーチホルダー、札幌オリンピック聖火台、東名高速道路足柄橋、東京料金所防音壁、関越自動車道路関越トンネル坑口等。

柳宗理デザインシリーズについて

私達佐藤商事はテーブルウェア、キッチンウェア、インテリア小物など、生活に身近な家庭用品の企画製造を1955年頃より始めました。

 

その中の『柳宗理デザインシリーズ』は、柳宗理氏にデザインを依頼して1974年に販売を開始した#1250ステンレスカトラリーから始まりました。
その後、ステンレスケトル、ステンレス片手鍋などのステンレス製品を中心に更にデザインを依頼し、様々なアイテムの企画製造を行ってきました。このような共同開発によって生まれたステンレスカトラリー、ケトル、鍋などの製品には佐藤商事のオリジナルブランド『マーシャンシリーズ』の一つとしてマーシャンマークを付け製造・販売してきました。

 

カトラリーやキッチンウェアが揃っていく中で、ステンレス包丁シリーズや南部鉄器シリーズも加わり、現在ではキッチン・テーブルウェアのトータルブランド『柳宗理デザインシリーズ』として展開させていただいております。

YANAGI DESIGN(柳工業デザイン研究会)

YANAGI DESIGNは1953年に柳宗理によって設立されました。柳のデザイン理念のもと新しいデザインのほか復刻の監修やデザイン啓蒙・教育活動を行っています。


本サイト中、YANAGI DESIGNがデザイン監修した製品には「YANAGI DESIGN」表示しています。

このマーク及び「SORI YANAGI」「YANAGI DESIGN」は柳工業デザイン研究会の登録商標です。
柳工業デザイン研究会※ の正規の製品にはこのマークが表示されています。
※ 一部を除きます。

「マーシャンマーク」について

「マーシャン」はうまれてから約60年、佐藤商事の商標として、また「マーシャン」オリジナルブランドとして世界で愛されてきました。

 

「マーシャン」は生まれたばかりの赤ん坊です。それはいつまでも創業当時の思いを持ち続けるため、また何事にも若々しい気持で挑戦していくためです。

 

私達は「使い手に近い立場でのものづくり」をコンセプトとし、製造・販売を通して、上質な生活を演出するお手伝いをしていきたいと考えています。

 

マーシャンマークのついた商品は、当社が責任を持って製造・販売しています。
現在マーシャンマークを付けて製造・販売している柳宗理デザインシリーズはステンレスカトラリー、ステンレス鍋・鉄フライパン・ステンレス包丁・南部鉄器・キッチンツールなどの調理器具となっています。